投資信託の購入の流れについてお話しました。

個人の小口の投資を集めて大きなファンドにし、まとめて運用させる、という金融商品である投資信託では、どのようなファンドになっていて、どのような運用をするのか、という商品の説明をきちんとしなくてはならないことになっています。
そのために、購入の意思表示をすると目論見書が送られてきて、それを確認しなくてはいけないことになっているのですが、その目論見書について、もう少し詳しく見ておくことにしましょう。目論見書は、詳しく分類すると2種類に分類することができます。交付目論見書と請求目論見書です。
交付目論見書は、投資する人に対して必ず交付されなければならない目論見書のことです。
これは、ファンドを運用する会社が作成し、販売する会社が投資家に交付することになっています。
また、請求目論見書は投資家が請求すると交付される目論見書のことで、これも運用会社が作成し、販売会社が請求に基づいて交付することになっています。
この二つはどちらも法律によって作成と交付が義務付けられています。
また、交付だけではなく、なにを記載しなくてはならないのか、ということも法律によって定められています。
ですから、目論見書がきちんと発行されるかどうか、ということは、運用会社や販売会社への信用、という意味でも大切なことなのです。
交付目論見書では、ファンドの目的、仕組み、投資の方針、運用の方針などのファンドの基本情報のほかに、投資のリスクに対する説明や、ファンドマネージャーの名前などが記載されています。
つまりは、これを見て、内容を把握、理解し、投資家は投資をするかどうか判断する、ということになる重要な内容が記載されているものなのです。
それに対し、請求目論見書では、ファンドの管理や運営がどのようになされているか、などの概要や、損益計算書などの記載がなされています。
運用されているファンドの経理状況などは、こちらで確認できる、ということになります。
こちらはすでに保有している投資信託に関する情報を得るために投資家が請求して閲覧できる目論見書、ということになります。
両者の違いを理解し、きちんと内容を把握するようにしましょう。
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投資信託はどのような金融商品であるか、ということは簡単にわかったと思います。